テクニカル分析に使う手法の中には、
難解で初心者にはなかなか馴染みにくいものが多々あります。
ここでは初めての方にも取り掛かりやすい手法として、
「トレンドライン」を使った分析方法について紹介していこうと思います。
相場の値動きは、大きなイベントが発生したり、ある水準に達するまでは、
一定のペースで上昇あるいは下降のトレンドを継続するものです。
とはいえ、キレイに上昇/下降をするわけではなく、
微妙に上がったり下がったりを細かく繰り返しながら
上昇/下降トレンドを形成していきます。
ですから、FXや株式の値動きを見ると、
一定の幅を持たせながら上昇/下降することになるのですが、
その値動きの幅・トレンドが維持しているかどうかを見極めるための手法として、
トレンドラインは利用されます。
冒頭で取り上げた通り、トレンドラインは簡単に始めることができる手法です。
数学的な分析などは一切不要で、
FXのチャート上でただ線を引くだけで利用できます。
取っつきやすいですし、意外とさまざまな局面で当てはまるケースが多いので、
基本として覚えておくべき分析方法と言うことができるでしょう。
また、相場は結局のところ、市場参加者の売り買いの判断によって決められますから、
メジャーな手法であるトレンドラインの結果を
かなりのプレイヤーが見ながら判断することになります。
自然と同じ判断をしますので、
逆説的にそれによって相場が動いている面もあるのかもしれません。
一方で、その使い方については別ページで紹介しますが、
トレンドがある程度形成されるまでは動きの変化を読みづらく、
対応が後手に回ったり、判断をしにくいケースも多い場合もあります。
これ1つで万能という手法でもありませんので、
もう1つか2つくらいの指標を加えて判断をするようにした方が良いかもしれません。
ほかの投資手法全般にも共通して言えることですが、
どの局面で切り取ってトレンドを見るかというのが
トレーダーの腕の見せ所になってくるところがあります。
例えばDailyの値動きがまとめられた日足のチャートで大きなトレンドを見るのにも使えますが、
そのチャートも1時間ごとの値動きをまとめた60分足のチャートでみると、
日足チャートとは別に小さなトレンドが生まれていることが見えてきます。
大きなトレンドを見る中でも、その場その場の小さなトレンドがどうなっているのか。
少しでも有利な条件で為替取引を開始できるようにするため、
大きな視点・小さな視点のどちらでも見るように心掛けた方が良いでしょう。