スワップ金利を狙うのであれば、低金利の通貨で高金利な通貨を買ってやる必要があります。
金利差はどんな通貨間にもありますが、スワップ派で行くのなら、
できるだけ金利差が大きくなるようにしたいもの。
であれば、金利のできるだけ低い通貨を選んだ方が良いでしょう。
低金利な通貨の代表例としては、一番身近な通貨である円が挙げられます。
日本人なら円には馴染み深いと思いますし、
ファンダメンタル面での動向も非常に詳しくリアルにつかむこともできます。
最優先で考えるべき通貨と言って良いでしょう。
あえて円以外の選択肢を考えたいのであれば、スイスフランなどが候補に挙げられるでしょう。
スイスフランも低金利な通貨として有名です。
また、ここしばらくの一時的なトレンドになるでしょうが、
米ドルも今は低金利に抑えられているので、米ドル起点で考えるのも良いかもしれません。
高金利な通貨の例としては、先にも挙げましたが、
オーストラリア・ニュージーランドのそれぞれのドル通貨が一つ候補として挙げられます。
それ以外の高金利な通貨としては、最近では南アフリカのランドが人気のようです。
2009年12月時点で7%の高金利になっており、その人気ぶりもうなずけます。
さらにほかの候補としてはトルコリラなども良いかもしれません。
こちらは6.5%となっています。
リーマンショック前などは15%近くの超高金利でしたので、
スワップでかなりの利益が取れたわけです。
一般的に高金利な通貨は、経済成長途上の国の通貨に多いです。
ただ、一方で気をつけなくてはならない点もありますので、
そのあたりの事情については次に記しておきましょう。
オーストラリアやニュージーランドのドルはともかく、
南アフリカランドにトルコリラなどの通貨については、それぞれの国の政治・経済の状況について、
不安を完全に拭い切るのは難しいのではないでしょうか。
例えば一昔前までは高金利通貨として大人気で、
スワップ派には常連の通貨として選ばれていたものに、アイスランドのクローナがあります。
ところが、アイスランドでは金融危機が起きてしまい、通貨価値が著しく急落してしまいました。
もちろん、この時にクローナを所有していた人は資産価値を激しく損失してしまったことになります。
このように、高金利な通貨を狙って買うのは良いのですが、
その先の落とし穴が無いかどうかを注意しておく必要があるでしょう。
くれぐれも欲をかきすぎず、安全性にも留意しましょう。