株式投資ではかなり重視されるファンダメンタルですが、
FX投資では短期~中期的な利益を狙うには
テクニカル分析の方を重視した方が良いと言われています。
ファンダメンタル要因は元々読みにくい上に、
期間として成果になって表れるには時間がかかりますので、
重視されない傾向にあるようです。
一方で、ファンダメンタルを完全に無視するのもオススメできません。
政府要人の一言で相場は簡単に動いてしまうものです。
2010年に入ってから、財務大臣に就任した管大臣の円安を容認する発言で、
一瞬のうちに円安方向に相場がブレたことは記憶に新しいかと思いますが、
短期のトレードを行う上で、
政治・経済的なニュースによって計画が狂わされてしまうリスクは大きいのです。
テクニカル派でもファンダメンタルを完全に除外するのはオススメできません。
ファンダメンタルを無視してはいけない理由を挙げましたが、逆に本質的な部分で、
ファンダメンタルで投資するメリットはどんなところにあるのでしょうか。
別のページで書きましたが、
以前は1ドル360円だったのが、今では1ドル90~100円で取引されています。
乱暴な論になりますが、当時、ドルで円を買っておけば、
今では財産が3.6倍以上になっていることになります。
これと同じような状況は長期トレンドで見ると、
日本と新興国との関係で同じことが起きています。
また、ユーロ円のチャートは、リーマンショックが起きるまでは、
2001年ごろから2008年にかけて、
多少のブレはあっても一本調子でユーロ高が進行しています。
2001年には1ユーロ90円だったものが2008年には170円くらいになっているのです。
ここ最近のユーロ円は落ち着いていますが、ファンダメンタルはしっかりと大きなトレンドを掴めば、
一度投資した後は放っておけば自然と資産が増えて行きます。
テクニカル投資の場合は、
(ファンダメンタルももちろんですが)勝つ時もあれば負けるときもあります。
また、FXの場合は特にスプレッドなどもありますし、
勝てた時の利ざやもあまり無い時もあったりします。
そう考えていくと、ファンダメンタルでの投資には
「ある程度の利益が出始めれば、日々の値動きに煩わされずに済む」
「一度の取引で大きな利益を抜くことができる」といった利点があり、
トレード自体にあまり積極的ではないトレーダーには向いた投資スタイルという見方もできます。